転職するときは、多くの人が「どこに応募するか」「採用されるか」ばかりに意識を向けがちです。しかし実際には、“内定=ゴール”ではありません。働き始めてからこそ、本当の意味でその職場と向き合うことになります。そこで頼れるのが、キャリアアドバイザーの存在です。
求人票だけではわからない“内情”を知る
求人票には給与や勤務時間などの基本情報は載っていますが、本当に知りたいのはその裏側ではないでしょうか。
たとえば――
- 院内の雰囲気やスタッフ同士の人間関係
- 院長やマネージャーの考え方
- 年齢層や忙しさ、休みの取りやすさ
こうした情報は、面接だけではなかなか見えてきません。
私たちキャリアアドバイザーは、実際にクリニックを訪問し、人事担当者と直接話をして、現場の空気感や運営方針まで把握しています。だからこそ、「入ってからギャップを感じた」というミスマッチを未然に防ぐことができます。
言いにくいことは“第三者”に任せるのが正解
「髪の色やネイルはどこまでOK?」「残業は多い?」「有給は本当に取れる?」といった質問、直接聞きにくいと感じる方も多いでしょう。特に美容医療業界では、身だしなみや働き方のルールが職場によって大きく異なるため、確認すべきことはたくさんあります。
そんなとき、キャリアアドバイザーが代わりに確認・交渉を行うことで、あなたの印象を損なうことなく必要な条件整理ができます。さらに、各クリニックの考え方や柔軟性の有無をふまえたアドバイスもできるため、希望に合った職場探しがスムーズになります。
入職後の不安にも継続して寄り添う
求人サイト経由での転職は、内定が決まればサポートが終了してしまうケースがほとんどです。しかし実際は、「入ってからの方が悩みは多い」と感じる人も少なくありません。
- 想像以上に忙しくてついていけるか不安
- 職場の雰囲気が合わない
- どう伝えたらよいかわからないけれど、退職を考えはじめている
そんな時にも、キャリアアドバイザーは中立の立場から状況を整理し、必要に応じてクリニックと調整します。転職後も「一人にしない」サポート体制は、安心して働き続けるうえでの大きな支えとなります。ぜひ活用してみてください。
