インビザラインは、透明なマウスピース型矯正装置を使って歯並びを整える治療法です。 目立ちにくく取り外し可能な特徴から、従来のワイヤー矯正に代わる人気の選択肢として注目されています。治療期間、痛みについて詳しく解説します。
インビザラインとは?
インビザラインは、歯の型をデジタルスキャンして作成された透明なマウスピース(アライナー)を装着し、徐々に歯を理想の位置へ移動させる矯正治療です。約2週間ごとに新しいマウスピースに交換し、少しずつ歯並びを調整します。
特徴
・装置が目立たないため、矯正中も自然な笑顔を保っている。
・食事や歯磨きの際に外せるため、衛生的に便利。
・快適な装着感でワイヤー矯正のような金属による違和感が少ない。
治療期間
インビザラインの治療期間は、歯並びの状態や矯正の目標によって異なりますが、主に軽度の矯正は6~12ヶ月、中度の矯正は1~2年くらいとされています。
1日20~22時間以上の装着が推奨されるため、装着時間を守ることが治療期間短縮に繋がります。途中経過を確認するため、1~2ヶ月に一度歯科医師の診察を受けられます。
痛みはある?
インビザラインは従来の矯正に比べて痛みが少ないと言われていますが、全く痛みがない訳ではありません。例えば、新しいマウスピースに交換した直後に歯が動く圧力を感じることがあります。軽い締め付け感や、噛むときの違和感が生じる場合もありますが、これらの痛みは数日間がほとんどで、日常生活に耐えられるほどの痛みになることは稀です。
メリットとデメリットについて
メリット
・見た目を気にせず治療できる。
・取り外す必要はあるが、食事や歯磨きに支障はない。
・通常のワイヤー矯正より口腔内の傷つきが少ない。
デメリット
・装着時間を守らないと治療が長くなる可能性がある。
・重度の矯正が必要な場合、治療適応外になるケースもある。
・費用が従来の矯正より高価になることがある。
インビザラインを始めるには?
まずは歯科医院での相談から始めましょう。歯並び治療や適応を診断し、治療計画を立ててもらえます。費用や期間をしっかり確認した上で、自分に合った治療法を選ぶことが大切です。
インビザラインは、機能性と見た目を両立したい方にぴったりの矯正方法です。 興味のある方は専門の歯科医にご相談しましょう!
