春に向けて首・デコルテまでケアしていますか?ケア方法を紹介!

春になるとマフラーもコートも脱ぎ捨て、胸元の開いた春らしいコーデをしたくなりますよね。そんなシーズンに気になるのが首やデコルテです。冬の間は首元を隠すファッションが多いので、首やデコルテのお手入れはどうしてもさぼりがちだったのではないでしょうか。

今回は春に向けての首やデコルテのおすすめケア方法をご紹介していきます。

デコルテとはどこまでのこと?

デコルテと言うと、鎖骨まわりのことだと思っているかたが多いと思いますが、本来は首筋から肩まわり、胸元までをひっくるめてデコルテといいます。

女性の礼装である「ローブデコルテ」をイメージして頂けるとわかりやすいと思います。

ローブデコルテの「ローブ」は衣装、「デコルテ」は襟なし、のことで、ローブデコルテというのは「襟なしの衣装」という意味になります。

ローブデコルテはノースリーブで肩や背中、胸元まで露出しているものがほとんどです。

つまり、ローブデコルテを着用する時に露出する部分が「デコルテ」と考えるとわかりやすいでしょう。

フリーアナウンサーで女優の田中みな実さんの名言に「おっぱいまでが顔」という言葉がありますが、春から夏にかけて露出することが多くなる首やデコルテは、もはや顔の一部と言っていいでしょう。ですから、顔と同じようにケアしておきたいものです。

首やデコルテをケアする必要性

首やデコルテはお手入れ不足になりがちということもありますが、実は弱点とも言える特性があります。

・首やデコルテは顔よりも皮膚が薄く、シワが目立ちやすい。
・首の皮膚は動きやすくなっているため、伸びやすく、たるみやすい。
・リンパが流れているため、老廃物が詰まるとむくみやすい

このような特性があるため、より丁寧にケアする必要があるのです。

ではどのようにケアしていけばいいでしょうか?

首・デコルテのケア方法は?

・化粧水や乳液による保湿

あごの下くらいまではほとんどのかたが化粧水や乳液をつけていると思いますが、顔の延長で首やデコルテまでしっかり化粧水や乳液をつけましょう。この時に、下から上に向かってマッサージするようになじませるとよいでしょう。

・UV対策

服から出る胸元まではもちろん日焼け止めを塗る必要がありますが、首の後ろも日焼けしやすく、忘れがちな部分なのでお忘れなく。

・リンパを流すマッサージ

鎖骨リンパは体の老廃物を流す重要ポイントと言われています。全身から集まったリンパが最後に鎖骨のくぼみにある静脈へ流れ込む場所だからです。ここが詰まってしまうとリンパ液全体の流れが悪くなってしまいます。リンパ液の流れがよくなれば、血行が改善されて、肌にもツヤが出ますし、むくみやたるみも緩和して、首回りがシャープに見えます。

リンパのマッサージ方法としては、

・鎖骨の上のくぼみを押さえる

・鎖骨を指で挟んで撫でる

・鎖骨の下と乳房の上部の間をさする

などが一般的です。

注意点としては、必ず体の中央から外側に向けてリンパを流すこと、あまり圧をかけず、優しくマッサージすることです。

心がウキウキする春、首もデコルテもケアして、さわやかですっきりした楽しい春を迎えませんか。

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