最近は、美容クリニックの多くがInstagramやSNSを活用しています。
実はこれらは、転職活動においても有力な情報源になります。
ここでは、転職を検討する際になぜ希望先のSNSを見るべきなのか、またどんな点を意識して確認するとよいのかをお伝えします。
なぜSNSを見るべき？
SNSには、求人票や公式サイトには載りきらない「日常」が詰まっています。スタッフの雰囲気、イベントの様子、施術への向き合い方など、実際の空気感が伝わりやすいのが特徴です。
条件面だけでは判断しきれないとき、SNSを見ることで「ここで働く自分が想像できるかどうか」という視点が持ちやすくなります。
見るときのポイント1 投稿の内容と頻度
定期的に更新されているか、内容が一方的すぎないかをチェックしてみましょう。
発信の姿勢から、クリニックの余裕や大切にしている価値観が見えてくることがあります。
「投稿しなければいけないから更新している」のか、「患者さまにクリニックや施術のことをきちんと伝えたい」という意図があるのか。その違いは、投稿をいくつか見ていくうちに自然と感じ取れるものです。
見るときのポイント2 スタッフ登場の有無
スタッフが自然に登場している投稿は、職場の雰囲気を知る手がかりになります。
表情が硬くないか、無理に作られていないかもポイントです。
「自分が転職したら、こんな形で関わるのかな」とイメージしながら見ると、合う・合わないの感覚がよりはっきりしてきます。
見るときのポイント3 コメントや反応
コメント欄でのやり取りから、患者さまとの距離感が分かることもあります。質問への返し方や言葉遣いなどを見て、自分が患者だったら安心できるか、うれしいと感じるかという視点で読んでみるのもおすすめです。
SNSはあくまで「判断材料のひとつ」
ただし、SNSはあくまで切り取られた一面にすぎません。良い印象を持ったとしても、それだけで判断してしまうのは避けたいところです。
SNSで得た印象と、面接や見学で実際に感じたことをすり合わせることで、判断の精度は高まります。
情報が多くて迷ったときは、キャリアアドバイザーに「このSNS、どう読み取ればいいと思う？」と相談してみると、頭の中が整理しやすくなることもあります。
