美容皮膚科で働きたいと考えている研修医の方や、皮膚科・他科の先生もいらっしゃると思います。
美容皮膚科医として働くのに必要なのは、医師免許と2年以上の臨床研修です。
そのうえで、皮膚科専門医を取ってから進む道と、研修後や他科から美容クリニックへ移る道があります。
2つの道の違いと、美容皮膚科の資格、職場の選び方を紹介します。
美容皮膚科医になるために、まず知っておきたいこと
- 必要なのは医師免許と2年以上の臨床研修
- 皮膚科専門医の専門研修は5年以上
- 日本皮膚科学会の「美容皮膚科・レーザー指導専門医」は、皮膚科専門医であることが前提
- 形成外科・皮膚科の経験があれば、美容医療が未経験でも応募できる求人もある
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美容皮膚科医になるには?必要な資格と2つの道
診療に従事する医師は、2年以上の臨床研修を受けることが医師法で定められています。
美容皮膚科で働くために、このほかに決められた資格はありません。
| 道 | 美容皮膚科で働き始める時期 | 特徴 |
|---|---|---|
| 皮膚科専門医を取ってから | 卒後8年目ごろから | 皮膚科の診療経験を土台にできる。美容皮膚科・レーザー指導専門医もめざせる |
| 研修後・他科から移る | 卒後3年目ごろから | 早くから美容の施術経験を積める。研修のある職場を選ぶと学びやすい |
出典:e-Gov法令検索「医師法」第16条の2。時期は研修期間から計算した目安です
研修後すぐに美容医療へ進む働き方は、「直美(ちょくび)とは?」で紹介しています。
皮膚科専門医への道
皮膚科専門医になるには、臨床研修のあとに5年以上の皮膚科の専門研修を受け、認定試験に合格します。
| 卒後 | 段階 |
|---|---|
| 1〜2年目 | 臨床研修(2年以上) |
| 3〜7年目 | 皮膚科の専門研修(5年以上) |
| 7年目ごろ | 皮膚科専門医の認定試験 |
他の診療科の専門研修を終えてから皮膚科の研修を始める場合も、研修期間は5年以上です。
出典:日本皮膚科学会「皮膚科専門研修プログラム整備基準(第12版)」
美容皮膚科の資格「美容皮膚科・レーザー指導専門医」
美容皮膚科・レーザー指導専門医は、日本皮膚科学会が認定する資格です。
皮膚科専門医になったあと、美容皮膚科やレーザー治療の経験を積んでめざします。
| 主な申請の要件 | 内容 |
|---|---|
| 皮膚科専門医 | 2年以上続けて皮膚科専門医であること |
| 学会 | 日本美容皮膚科学会などの指定の学会に、5年以上続けて入会していること |
| 臨床経験 | 美容皮膚科・レーザー治療の経験が通算5年以上。主治医として過去5年間に50症例以上(うちレーザー療法30症例以上) |
| 研修・発表 | 学会の研修会への参加や、学会発表・論文 |
出典:日本皮膚科学会「認定指導専門医制度規則」第7条、「美容皮膚科・レーザー指導専門医制度規則・施行細則」
症例を積むには、主治医として施術を担当できる職場を選ぶことが大切です。
美容クリニックで働きながら皮膚科専門医を続けるには
皮膚科専門医を更新するには、5年間のうち累計2.5年以上、皮膚科診療に従事した勤務実態が必要です。
常勤は週31時間以上、非常勤は週12時間以上の皮膚科診療が目安になります。
美容クリニックでの勤務がこの「皮膚科診療」にどう扱われるかは、移る前に日本皮膚科学会に確かめておきましょう。
一般皮膚科と美容皮膚科の両方を診る職場や、非常勤で一般皮膚科を続ける働き方もあります。
出典:日本皮膚科学会「皮膚科専門医更新基準」
美容皮膚科で働く職場を選ぶポイント
美STARに掲載中の医師求人には、次のように書いた求人があります。
- 「形成外科・皮膚科のご経験があれば、美容医療が未経験の先生もご応募いただけます」
- 「美容医療への転科をお考えの方、これまでの経験を活かしたい方も歓迎します」
- 「医師が手技を丁寧に教えてくれ、親切に指導してくれ、アットホームな環境です」
- 「各種資格取得・学会参加・書籍購入補助」
応募の前に、次の点を確かめておくと、自分に合う職場を選びやすくなります。
- 担当する施術の範囲と、使う機器
- 研修の内容と、指導する医師の経験
- 学会や研修会への参加の扱い
- 週あたりの勤務日数と、一般皮膚科の診療があるか
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たとえば、こんな美容皮膚科の医師求人があります
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年収の目安は、「美容皮膚科医の年収はいくら?」で紹介しています。
よくある質問
Q皮膚科専門医がなくても、美容皮膚科で働けますか?
働けます。美容皮膚科で働くのに必要なのは、医師免許と臨床研修です。美容医療が未経験の方も応募できる求人もあります。
Q美容皮膚科と美容外科は、どう違いますか?
美容皮膚科はレーザーや注入など、肌の治療が中心です。美容外科は手術が中心になります。美容外科医のなり方は、「美容外科医になるには?」で紹介しています。
Q非常勤から美容皮膚科を始めることはできますか?
できます。美STARには、時給や日給で働く非常勤の医師求人もあります。今の勤務を続けながら、美容皮膚科の経験を積む方法もあります。
美容皮膚科医になるには、自分に合う道を選ぶことから
- 必要なのは医師免許と2年以上の臨床研修
- 皮膚科専門医を取ってから進む道と、研修後・他科から移る道がある
- 美容皮膚科・レーザー指導専門医は、皮膚科専門医であることが前提
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