女性にとって、腕や足などのムダ毛は、難敵とも言える存在です。クリームとカミソリによる除毛や毛抜きなどで行う脱毛などを繰り返すことによって、かえって濃い質のムダ毛にしてしまう可能性があります。これは、毛が生えている周辺の毛細血管を傷つけてしまうことによって、処理する前よりも濃い質の毛が生えてしまうといったメカニズムがあるためです。今回は、そんなお悩みのムダ毛処理のストレスを無くして、楽しく毎日を過ごしていただきたい思いで記事を執筆しました。
レーザー治療による永久脱毛に至るまでの歴史!
レーザー治療が登場するまでの間、従来の脱毛の治療は電気針で行われていました。毛の発生源の根元となる毛乳頭をひとつひとつ針で壊していき、再び毛が再生しないようにする治療方法でした。しかし、これでは治療にかなりの時間が掛かってしまうため、より速く正確に治療が行える方法として、近年レーザーを照射して治療を行うレーザー治療が登場することとなりました。脱毛のレーザー治療については、レーザー治療が登場してから20年ほどしか経っていないこともあり、永久的に脱毛ができるのか、疑問視する声もあります。しかし、この20年間の間、レーザー治療による脱毛を受けて、毛が生えて来ないということは毛乳頭に対して、しっかりとした働き掛けができている証拠だと言えます。
永久脱毛とは?
レーザー治療によるムダ毛の脱毛処理を行うことで、半永久的にムダ毛が生えて来ない状態にすることを言います。ムダ毛が無い、きれいな肌質は触れているだけで気持ちが良いですし、他の人から見てもきれいに見られることでしょう。永久脱毛を行うことによって、外見だけでなく、他人に良く思われることから精神的に余裕が生まれ、中身もきれいになっていけるのではないでしょうか。
治療方法は?
レーザー治療とは、ムダ毛がある毛乳頭に対して、直接レーザーを照射して、毛乳頭を焼いて機能を失わせるものです。レーザー治療には、様々な脱毛機がありますが、治療にはその中でも私達日本人の肌質に合い、効果があるとされる、「アレキサンドライトレーザー」と「ダイオードレーザー」が主に用いられます。
「アレキサンドライトレーザー」は、うぶ毛に反応しにくいというデメリットがありますが、「ダイオードレーザー」は、他のレーザー脱毛機では不可能なうぶ毛の処置に適しています。また、「ダイオードレーザー」のレーザー先端部分には冷却装置が付けられているため、治療を行う箇所にやけどを起こしにくいといった特徴があります。ただし、「ダイオードレーザー」の照射面は、「アレキサンドライトレーザー」に比べて小さいといったデメリットもあります。しかし、「ダイオードレーザー」で治療を行うと、「アレキサンドライトレーザー」で治療を行った時に比べて、レーザーの照射漏れが起きにくく、ムダ毛処理を行いたい箇所に対して、均一に脱毛ができるといったメリットがあります。
このように、レーザー治療は速く正確にムダ毛処理が行えるだけでなく、今後の処理もいらなくなってしまう画期的な治療方法だと言えます。