初めてのボトックス注射の知っておくべき注意事項

ボトックス注射を受けてみたいけど、リスクが気になるという方も多いのではないでしょうか。
ボトックス注射のリスクはありますが、注意事項をしっかりと守ればリスクを軽減させることができます。
この記事では、ボトックスの注意事項について解説します。

ボトックス注射とは

ボトックス注射とは、表情筋の過剰な動きを和らげて、表情ジワを軽減する治療方法です。
額や眉間、口の周りなどは、顔の中でも特に表情筋を動かす部位です。表情筋が動くことで肌表面にゆがみが生まれてシワができるのです。
筋肉は動かす時には、神経伝達物質「アセチルコリン」が放出されるのですが、ボトックス注射は「アセチルコリン」の放出を抑える働きがあります。
ボトックス注射は、アセチルコリンの放出を抑制することで、筋肉をリラックスさせてシワを防ぐのです。
シワ以外の効果としては、顔のエラ張り・ふくらはぎの張り、多汗症の改善などがあげられます。

ボトックス注射の注意事項

ボトックス注射は、シワ改善に効果が期待でき、メスを使わないため比較的リスクが少ない治療方法です。しかし、注射するだけのプチ整形だからといって注意事項を確認しておかないと、顔のバランスが崩れるなどの副作用に悩まされることになります。
しっかりと注意事項を確認しておきましょう。

ボトックス注射を受けられない人

以下に当てはまるひとは、ボトックス注射を受けられません。

・妊娠中・授乳中の人、妊娠の予定がある人
・過去にボトックス注射でアレルギーを起こしたことがある人
・筋力低下をきたす神経・筋疾患のある方

ボトックス注射後の注意事項

ボトックスは、熱に弱く、注射後すぐに温めるとボトックスが変性し活性が落ちる可能性があります。活性が落ちてしまうと、思ったような効果を得られなくなります。

術後のダウンタイム中にしてはいけないことは主に4つあります。

・長時間の入浴やサウナ
・マッサージ(患部をこする)
・飲酒
・激しい運動

これらは、すべて体を温めることです。温めるとボトックスの活性が低くなるほかに、注射の腫れや内出血が治りにくくなります。ボトックス注射をしたあとは、患部を温めないように注意しましょう。

まとめ

ボトックス注射は、注射をするだけでシワ改善効果が期待できる施術です。またダウンタイムが短いという特徴があります。
しかし、術後に患部をあたためると、思ったような効果がえられなかったり、ダウンタイムが長引いたりすることがあるので注意が必要です。
ボトックス注射を受けるときには、しっかりと注意事項を確認しましょう。

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