気になるほうれい線の原因と対策

ほうれい線は顔の中でも一番目立つ部分なので、気になる方も多いと思います。そしてほうれい線が深くなることで、見た目の年齢も上がってしまうので、どうしても気になるところです。

今回はほうれい線の原因と、その対策についてご紹介していきます。

ほうれい線の原因

ほうれい線は実際には子どもから大人まで、誰にでもあるものです。しかし、子どものうちは、ほうれい線はほとんど気になりませんよね。

簡単に言ってしまうと、ほうれい線の原因は加齢によるものが多いです。では具体的にどんなことが原因なのでしょうか。

肌のたるみ、ハリの衰え

年齢を重ねると肌のハリが衰え、表情筋といわれる頬を支える筋力が落ちてきます。ハリと筋力が衰えることで、自然と頬がたるんでしまい、ほうれい線が深く見えてしまうことになります。

お肌の乾燥

お肌の乾燥もほうれい線の大敵です。人間の顔を動かしているのは表情筋ですが、表情筋の上には筋肉があり、肌と筋肉の動きは連動しています。
お肌が乾燥してしまうと当然、筋肉の動きも悪くなります。つまり、動きはするものの、伸びにくく、元に戻りにくくなるわけです。

おもちを想像して頂くとわかりやすいかと思いますが、瑞々しいつきたてのおもちはよく伸びて元に戻りますが、水分の少ないおもちは伸びにくいですし、元には戻りません。
ですから、お肌が乾燥することによって深くなったほうれい線が戻りにくく、目立つようになるのです。

ほうれい線を目立たなくする対策

ではどうしたらほうれい線を目立たなくすることが出来るでしょうか。

スキンケア

・紫外線対策

スキンケアと言っても色々ありますが、まずは紫外線対策が有効です。紫外線、特にUV-A波は肌の内部にまで浸透し、お肌の組織にダメージを与え、シミやシワの原因となります。日焼け止めは必ず使うようにしましょう。日焼け止めなどで、UV-A波に対する防止効果は「PA」で表されます。ちなみにSPFの方はUV-B波に対する効果です。

・保湿

上でもお話ししましたが、乾燥はお肌の大敵です。ヒアルロン酸やセラミドなど、保湿力の高い成分の入った化粧水などを選んで使いましょう。また、化粧水だけでなく、美容液、乳液、クリームも使って水分と油分を保つようにすることも大切です。

表情筋を鍛える

ほうれい線の周りの表情筋を鍛えることで、肌のたるみを改善しましょう。筋肉がついて肌をピンと引っ張ってくれることによって、シワが伸び、ほうれい線が目立たなくなります。
口角を上げるなどの口元の筋肉のトレーニングも有効ですし、血行やリンパの流れを促すマッサージも有効です。

まとめ

ほうれい線は加齢の影響による部分が大きいですが、スキンケアや表情筋のトレーニング、マッサージなどでケアすることができます。
何もケアしないとほうれい線がより深くなり、実際の年齢より老けて見えてしまうこともあります。
今はヒアルロン酸などの注射で目立たなくする方法もありますが、まず手軽にできるセルフケアを行うことをおすすめします。

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