紫外線ケアはなぜ必要?お肌に与える影響と日焼けへの応急処置

お天気日和で過ごしやすい季節がやって参りましたが、日焼け対策は万全でしょうか?
「何となく、日焼け対策をしている」のであれば、効果的な紫外線対策ができていない可能性があります…!
今一度紫外線ケアがなぜ大切なのかを見直して、きちんと実践できているのか確認してみてくださいね。

紫外線・ブルーライトってなに?

紫外線もブルーライトも、どちらも太陽光に含まれる光線です。
違いは、その波長の長さ。
紫外線には深く真皮層にまで達し、じわじわと肌にダメージを与えるA波と、主に肌表面にダメージを与えるB波があります。
それぞれ、A波の波長は315~400nm、B波は280~315nm。
一方で眩しさを感じ、眼や身体に負担をかけるブルーライトの波長は380~500nmで、紫外線にとても近い波長です。
基本的には、日焼け止め対策をすることで紫外線もブルーライトもカバーができます。

もし日焼けをしてしまったら?

老化の原因の8割は紫外線による光老化なので、紫外線対策こそ美肌の要!
だからこそ日焼けをしないこと、そして日焼けをしてしまったら、早急なリカバリーを心掛けることがエイジングケアや美肌作りに欠かせません。
でも、ついうっかり日焼けをしてしまったら?
72時間以内が勝負です!その日の内にケアをしましょう。

日焼けへの応急処置

・濡れタオルや氷水、保冷材などを使い、赤みやほてりがある部分を冷やします。
・赤みが引いて来たら、冷蔵庫で冷やしておいた敏感肌用の化粧水を普段の2~3倍使用し、優しくハンドプレスをしてお肌を潤します。
・乳液やクリームは重ね塗りをします。
・たっぷりのお水を飲み、体の内側からお肌を潤します。

アフターケアでお肌が落ち着いたら、プロの手を借りることも検討してみてくださいね。
おすすめはメラニンの分解をサポートするビタミンC誘導体を使いながら、コラーゲン・セラミド・ヒアルロン酸などで不足しがちな水分を補強できるフェイシャルメニューです。
お肌の状態や傾向には個人差もあるので、カウンセリングをしながらご自身に最適なファイシャルメニューを受けてくださいね。

オススメのスキンケア

日焼け止めを小まめに塗り直しても、塗りむらが出て困ったことはありませんか?
サプリとして購入できる飲む日焼け止めも活用すれば、より日焼け止め効果を発揮しやすくなります。
お肌の乾燥も日焼けによる肌ダメージを深刻化させるので、お風呂上りや日中も、小まめに全身の保湿も心掛けていきましょう。

日焼け止めの選び方、塗り方

「日焼け止めのSPFやPA+表示が高いものほど優秀!」
実は、半分本当で半分違います…!
そもそもSPFとPA+は何なのかと言うと、SPFお肌に炎症が起こるまでの時間をどれほど引き延ばせるか、PA+はUV-Aの防止効果を示します。
どちらも数値が高いほどに紫外線への効果が高くなりますが、その分、お肌に負担を掛けてしまうのです。
たとえば20分の外出にも関わらず、SPF30(サンバーンを10時間防ぐ)を使用しては、お肌に不必要な負担をかけてしまうことでしょう。
利用シーンにあったSP・PA+の日焼け止めを選ぶことが大切です。

きちんとした効果を選るためにも、日焼け止めを塗る際には、以下の点を意識してみてください。
・十分な量を肌にムラなくのばすこと
・少なくとも2~3時間おきを目安に状況を見て塗り直すこと

正しい紫外線ケアを徹底!美肌を手に入れよう

紫外線はお肌の弾力成分を真皮層で作る綿線芽細胞にダメージを与えたり、コラーゲンそのものを破壊したりと、お肌のコンディションを大きく左右する要因です。
美肌・エイジグケアを叶えるためにも、紫外線対策は必須になります。
今回ご紹介した日焼けへの応急処置や、日焼け対策ケアを実践して、光老化に負けない素肌を目指してみてくださいね。

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