最近の応募概要に記されていることが多い「インセンティブ制度有り」とはどう言った制度なのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?今回はインセンティブ制度についてご紹介していきます。
インセンティブ制度とは?
インセンティブとは「従業員に対して、業績や成果に応じて支払うもの」と意味づけられています。
インセンティブと聞くと、金銭での報酬をイメージする方が多いと思いますが、必ずしもお金が対価であるとは限りません。インセンティブの元々の意味合いは「動機付け」「誘因となるもの」であり、従業員のモチベーションを高めることを目的として導入している制度だからです。
また、従業員個人を対象としたものではなく、部署やチームとしてインセンティブが支給される場合もあります。メンバーのモチベーションアップに繋がるだけではなくチーム達成力にも大きく役立ちます。
インセンティブの種類
主に大きく分けて金銭・評価・物品の3つとなります。
「金銭」の場合は、営業職の場合、契約件数に応じてインセンティブがもらえるケースがあります。従業員は目標を設定しやすいというメリットがあります。
「評価」の場合は、社内表彰によって成果や業績をたたえたり、昇進という形で実績を称えたりするものになります。ただし、こうした評価によるものをインセンティブとは呼ばない会社もあるようです。
「物品」の場合は、一定の成果や基準を満たしたチームまたは従業員個人に対して景品や旅行券などが贈られるものです。
インセンティブ制度のデメリット
インセンティブとは、業績や評価に応じて与えられるものです。そのため、結果が出なければインセンティブが貰えない月があります。インセンティブ額が変わってしまうため、収入が安定しない点はデメリットと言えるでしょう。インセンティブがない月が続いてしまうと、モチベーションが下がるというリスクも出てくることが最大のデメリットといえるでしょう。
いかがでしたでしょうか。インセンティブ制度があることで、仕事に対するモチベーションが上がる人、逆に成果を残さなければインセンティブがつかず、モチベーションが下がる人と「インセンティブ制度」に対する感じ方はさまざまでしょう。
是非応募の際に参考にしていただき、自分に合った求人を探していきましょう。