コロナが収束しつつある世間では、オンライン面接から対面面接に切り替える企業も多いのではないでしょうか。この記事では対面面接になった場合に備えて、手順や作法をご説明していきます。今一度確認をして、自信を持ち面接を行えるようにしましょう。
対面面接の基本的な手順
大まかな流れとしては、受付を済ませ、面接室まで移動、その後面接官の指示に従いながら面接や筆記試験、終了次第退室となります。ほとんどの企業がこの手順に沿って行うので頭に入れておくと良いでしょう。
受付での対応
受付がある場合は、対面面接を受けに来た旨と自分の名前、約束時間、担当者名を告げ、取次ぎを伝えます。この時は自分の名前や伺った趣旨をはっきりと伝えることがポイントです。
面接室入室~面接
面接室に入室の際は、ドアを3回ノックし、室内から返事が聞こえたら、「失礼します」と声をかけて入室します。挨拶するときは面接官と目を合わせるのがポイントです。「〇〇〇〇と申します。本日は面接の機会をいただきましてありがとうございます。宜しくお願いいたします」と挨拶をしてからお辞儀をします。この時に俯く、目を反らす行動をしてしまうと暗い印象や自信がない印象を持たれてしまうことがあるので、「笑顔で明るく挨拶」を意識しましょう。
面接中は基本的に笑顔でいるのが好印象。ただし面接官がまじめな顔で話しているときには表情を合わせることも大切です。
対話で気を付けるべきことは、話し始めに「えっと」「あ~」などの言葉をつけたり、語尾を疑問形にしたりするのは印象が良くありません。「~と考えます」など、語尾をはっきり言い切るほうが好印象です。事前に言葉遣いや面接練習をしておくと、落ち着いて話すことができるでしょう。
面接終了~退室
面接が終了したら、「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました」とお礼を伝えます。また、部屋から出るときには面接官の方に向かって「失礼します」とお辞儀をして出ます。
面接では、社会人としての基本的なマナーが身についているか、状況に適した立ち居振る舞いができるかなどを判断しています。事前に必須マナーをしっかり確認をして万全の態勢で挑みましょう。