対面面接とオンライン面接では、清潔感のある服装を意識したり、質問に正しく答えたりなど、面接時の共通のマナーがありますが、それぞれの面接で異なる注意点もあります。
今回は、対面面接とオンライン面接でそれぞれ注意すべき点について説明します。
対面面接
対面面接で注意すべき点は2点あります。
1点目は、面接が始まる前から見られている意識を持つことです。
面接が始まれば、誰でも見られている意識を持ちますが、部屋に入るときの所作や待ち時間の様子も見られていることがあります。
かしこまる必要はないですが、面接の前から見られている意識は持っておきましょう。
2点目は、落ち着いて対応することです。
普段とは違う独特の雰囲気のなかで、自分の思いを伝えるのは緊張します。
ですが、あなたが緊張していることは面接官も理解しています。
間違えた、失敗したと思うこともあるかもしれませんが、落ち着いて対応すれば問題ありません。
オンライン面接
オンライン面接で注意すべき点は2点あります。
1点目は、事前にオンライン環境を確認しておくことです。
オンラインは、設定や環境の問題で、トラブルが起きることがあります。
先方に原因がある場合もありますが、あなたの接続環境に原因がある可能性もあります。
当日に焦ることがないよう、事前にオンライン環境の確認をしておきましょう。
使用するツールによっては、事前にテストができることもあります。
2点目は、明るい印象を与えられる表情を意識することです。
面接官は画面を通してあなたを見るので、光の関係や背景の都合で、あなたが暗く見える可能性があります。
そのため、できる限り明るい表情で受け答えをするよう意識しましょう。
対面面接のとき以上に、声のトーンや身振り手振りを意識すると、より明るい印象を与えることができます。
明るめの服装を選んだり、パソコンの配置場所を工夫したり、こちらで対応できることは、事前に対策を立てておくとよいでしょう。