脱毛の種類は数多くありますが、そのなかで「永久脱毛」と呼べるものはニードル脱毛ただひとつだけです。
アメリカFDAでは、唯一、このニードル脱毛だけが「永久脱毛である」と定義づけられています。
ここではこのニードル脱毛の特徴について見ていきます。
※ニードル脱毛は、「電気針脱毛」「医療ニードル脱毛」などと呼ばれることもありますが、ここでは「ニードル脱毛」の表記に統一します。
ニードル脱毛とは
ニードル脱毛とは、文字通り「針」を使った施術です。非常に細い針を毛穴に差し込み、そこに電気を流し込みます。こうすることで、毛母細胞を破壊し、二度とムダ毛が生えてこない状況を作ることができるのです。
「時間がかかっても構わないから、とにかくきれいにしてほしい」
「もうムダ毛処理のために時間を費やしたくない」
という人はこのニードル脱毛を選ぶとよいでしょう。
この方法は、
「光脱毛やレーザー脱毛では、なかなか効果が実感できなかった」
「自分に生えているムダ毛は、濃く、太く、強い」
という人に対して非常に高い効果を示します。
特に男性のヒゲのように「たくましい」ムダ毛にはニードル脱毛が有効だといえます。
また、レーザー脱毛や光脱毛は「黒い色素に反応して、これを破壊する波長を出す」という仕組みであり、産毛や白髪の処理を不得意としています。現在では産毛・白髪に照射できるレーザー機器も出てきましたが、それでも限界はあります。しかしニードル脱毛の場合、「毛穴にアプローチしていく」という手法をとるため、「毛の色」は関係ありません。
産毛・白髪でもきちんと処理ができます。
ただこの方法の場合、一本ずつ処理をしていくため、当然時間はかかります。また、「1本●円」という料金形態をとっているところが多いため、処理をする範囲が広くなれば広くなるほどお金がかかります。
個人差はあるものの痛みも強いと言われているため、ニードル脱毛を受けるためには覚悟も必要です。