気になる女性の口臭。原因と対策を知って口臭の悩みを解消したい!

自分の口臭って、気になりませんか?
実は、男性より女性のほうが口臭は深刻な問題となっています。
「口臭白書2019」の調査によると、口臭測定で基準値以上の割合が男性8.3%に対して、女性は17.9%でした。

引用:『口臭白書2019』日本人の口臭ケアの現状と課題を明らかに。「女性の口臭が深刻な事態」 であることが判明 | ブレス・ハザードプロジェクトのプレスリリース | 共同通信PRワイヤー|2019.5.29|https://kyodonewsprwire.jp/release/201905296913

なかなかショッキングな結果ですね。
また、20代30代の男女を対象としたアンケートでは、異性の口臭が気になる人は9割以上いました。

引用:歯の印象調査アンケート!9割は歯が綺麗な人が好き?|株式会社UOCCのプレスリリース|2021.11.24|https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000070676.html

ファッションやヘアメイクは完璧でも、口臭がしてしまうと異性や職場でのコミュニケーションにも影響をおよぼしてしまうということですね。

ここでは、女性の口臭の原因や口臭対策について解説します。

女性の口臭原因と時期

女性の口臭は、女性ホルモンのバランスと大きく関係しています。
女性ホルモンのバランスによって、口臭がしやすくなる時期は次の3つです。

生理前と生理中

「エストロゲン」は女性ホルモンのひとつで、女性の口臭の原因に関係しています。
生理前や生理中は、エストロゲンの分泌が極度に減少し、同様に唾液の分泌も減少してしまいます。

また、この時期はストレスが溜まりやすく、イライラモヤモヤして精神的に不安定になりがちで、口の中が乾きやすくなるのです。

そのため、唾液量の減少、口の中の乾きが口臭の原因となっています。

妊娠・出産期

妊娠中や出産期も女性ホルモンのエストロゲンやプロゲストロンの量が変わりやすくなります。
これら女性ホルモンは女性の健康や美容にとても重要です。
しかし、分泌量が増えると口臭の原因となる歯周病も進行しやすくなります。

また、つわりや出産後の子育てなどで、十分な口腔ケアができないこともあり、口臭がきつくなるといわれています。

閉経後

更年期になり、閉経すると女性ホルモンの分泌量が極度に減少し、同様に唾液量も減ります。
また、エストロゲンの不足により歯肉炎になりやすく、口臭がしやすくなるのです。

すぐ始めれる、4つの口臭対策

気になる口臭をなんとかしたい人のために、すぐにおこなえる口臭対策を4つ紹介します。

丁寧な歯磨きや舌洗浄

歯垢が溜まりやすい歯と歯茎の間は念入りに歯磨きをしましょう。
ただし、力を入れてゴシゴシ磨くと歯茎を傷つけてしまいますので、注意が必要です。
歯の定期検診の際に、正しい磨き方を教えてもらうのがおすすめです。

歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけでは取れないことが多いため、デンタルフロスなどを使用してください。
舌の汚れが気になる人は、舌専用ブラシでソフトにブラッシングするのも効果的です。

歯の定期検診

半年に一度、歯の定期検診がおすすめです。
虫歯や歯周病の発見や治療のほか、歯のクリーニングで落としきれない歯垢や歯石を取ってもらうことで口臭予防になります。

口を動かす

口臭予防に水分補給は大事ですが、外出先や仕事中など簡単に水分補給が難しい場合は、ガムをかんだり、舌を動かしたり口腔体操をして唾液を分泌するよう促してあげましょう。
乾燥による口臭が緩和できますよ。

アルコール摂取や喫煙を控える

肝臓は口臭の原因になる物質を分解する働きがあります。
過度のアルコールやたばこは、肝臓機能を低下させてしまい、結果、口臭の原因になります。ストレスで飲酒や喫煙が増えてしまう女性は気をつけたほうがいいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
女性の口臭は、女性ホルモンと大きく関係しています。
日頃の口腔ケアや歯の定期検診などに気をつければ、必要以上に気にすることはありません。
ただし、口臭対策をしているにもかかわらず、自分の口臭が気になる人は、病院での診察をおすすめします。
じつは病気の前兆で、そのことが原因で口臭がしている可能性もあるからです。

しっかりした口臭ケアで口臭の悩みから解放され、人とのコミュニケーションがより楽しいものとなるといいですね。

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