「春や秋に、肌が荒れてかゆくなる」ということはありませんか？
春と秋の肌荒れは「花粉」が原因かもしれません。
この記事では、「花粉からお肌を守るために必要なこと４つ」を紹介します。春と秋の肌荒れに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
なぜ花粉で肌が荒れるのか？原因について解説
バリア機能が低下した状態の肌に花粉が付着すると、かゆみや赤みなどの肌トラブルを引き起こす可能性があります。
肌は、皮脂膜やセラミド、NMF（天然保湿因子）などの潤い成分が十分あることで、外部から花粉などのアレルギー物質が侵入してくるのを防いでいます。しかし栄養不足やストレス、紫外線などの外的刺激によりターンオーバーが乱れると潤い成分を作り出すことが出来ないと、肌のバリア機能が弱くなってしまいます。
そうなると花粉などとアレルギー源が肌の内部に侵入、肌を守るために免疫システムが過剰に反応してしまい、それがかゆみや赤みとなって肌に現れるのです。
花粉から肌を守るために必要なポイント
花粉から肌を守るためのポイント４つです。
・洗顔でしっかりと花粉を落とす
・徹底保湿でバリアを強化
・花粉をガード
・肌に刺激を与えない
洗顔でしっかりと花粉を落とす
春と秋の花粉の時期は、肌に付着した花粉を洗顔でしっかり落とすことが大切です。花粉が肌に付着している時間が長いほどアレルギーを起こす可能性が高くなります。帰宅してから、しっかり花粉を落とさずに、肌に残ったまま寝てしまうと翌朝肌が赤くなるということもあります。
帰宅したら、なるべく早く、しっかりと花粉を落とすようにしましょう。
徹底保湿でバリアを強化
冬の乾燥で、肌の潤いが失われバリア機能が低下していると、花粉による肌荒れをおこしやすくなります。そうならないためには、徹底した保湿ケアが重要です。肌の乾燥は、花粉による肌荒れの大敵です。日中でも、肌の潤いをキープできるように、日々スキンケアを行いましょう。
花粉をガード
肌荒れは、花粉が肌に付着することによって起こります。肌のバリア機能を高めることは大事ですが、花粉を肌に付着させないように対策することも大事です。マスクや眼鏡などの着用や帰宅したら衣類をはたき花粉を落とす、洗濯ものを外に干さないなど、花粉が肌に付かない工夫を心がけましょう。
肌に刺激を与えない
バリア機能が低下した肌は、少しの刺激で反応してしまうデリケートな状態です。顔がかゆいからといって、肌を触ってしまうと刺激になり肌荒れの原因になってしまいます。
「出来るだけ肌に触れない」「タオルでゴシゴシこすらない」など肌に刺激を与えないように注意しましょう。
またスキンケアやメイクが刺激になっている場合もあります。そんな時は、低刺激なスキンケアやメイクを選ぶことをおすすめします。
まとめ
この記事では「花粉からお肌を守るために必要な４つのこと」について紹介してきました。
肌が荒れをおこすと、それを抑えるためのケアに意識が行きがちですが、その前に「守る」ことが大切です。
花粉による肌荒れが気になるようなら、まず「守る」ケアから始めてみましょう。
