「無理かも」と思っていた希望の転職先に、まさかの一発逆転で採用決定。そんな「逆転合格」する人にはどんな共通点があるのでしょうか。キャリアアドバイザーの視点で解説します。
一発逆転は「奇跡」ではなく、積み重ねの結果
転職するときはだれでも最初は勝手がわからず不安なもの。履歴書や受け答えもちぐはぐで、なかなかいい結果が出ずに落ち込むこともあるでしょう。
そんな中でも希望をかなえた人は、周りからは「奇跡」とか「ラッキー」と言われるかもしれません。
でも、キャリアアドバイザーから見ると、逆転合格のほとんどは「奇跡」ではなく、日々の積み重ねによる「必然」の結果。中でも、ぐんと評価を上げて結果を勝ち取った人には共通点があります。
「逆転合格」できる人の共通点
その1 アドバイスをすぐに取り入れる
履歴書ひとつとってみても、最初から完璧な人はいません。
アドバイザーが「この表現を変えてください」「ここをもう少し具体的に書いてみましょう」とアドバイスした時に、すぐにそれを反映して、当日や翌日に修正済みのデータを送ってくださる方がいます。
そういう方にはアドバイザーも「こちらもすぐに動こう」と思えますし、医療機関への推薦にも熱が入ります。
その2 素直さ・礼儀・丁寧なコミュニケーション
「お忙しいところすみません」「ありがとうございます」「助かりました」
こういう一言で相手の立場を気遣ったり、感謝を示すことができる人に対して、周囲は「この人のために何かしてあげたい」と思います。
メールや電話でのやり取りひとつとっても、その人が現場で患者さんや同僚にどう接するかが見えてくる気がして、応援したくなるのです。
その3 努力した上で、分からないことは相談する
「これは自分では判断できないのですが、どうすればいいですか?」と、自分の課題や弱点を認めた上で相談してくれる方もいます。
アドバイザーは、履歴書の書き方から面接の受け答えまで、必要であれば何でもサポートします。でも聞いてくれなければ、ノウハウも提供のしようがありません。
「全部任せたい」ではなく、「自分でも動く、でもアドバイスは欲しい」という姿勢の方が、結果的に良いご縁をつかんでいます。
自分の力は周囲が何倍にもしてくれるもの。キャリアアドバイザーを上手に活用して、自分もまわりもハッピーにしながら奇跡を起こしてしまいましょう。
